2016.5.18 EDEL REPORT

滋賀県立大学の皆様からインタビュー

2016年5月18日(水)

 

THE EDEL REPORT

甲賀市人権推進課からのご依頼により、滋賀県立大学の生徒さんからのエーデルの働きやすさや、WLBの取組についてのインタビュー取材を受けました。これからの日本を支えていく若者たちに向けて、エーデルの取組や考え方をしってもらい、今後の人生観に刺激を与える特別なプログラムです。今回は京樂教授も同席していただき、スタッフとの交流も兼ねてインタビューを受けました。私たちの取組を実際にスタッフに配布している具体的な資料を基に、丁寧に説明させて頂きました。私たち、エーデルのスタッフにとっても良い刺激を得られた時間となりました。

参加者からのインタビュー内容(一部抜粋)

学生たちから様々なインタビューが始まりました。

 

Q.福祉の仕事をしていて嬉しかったことは?

A.今日もお一人の方を看取らさせていただいたが、本当にご家族から

  感謝のお言葉を頂き、こちらも感無量になった。

 

Q.女性活躍推進企業認証制度やイクボス宣言を行って変わったことは

  あった?

A.女性活躍もイクボスも制度ありきで行ったのではなく、たまたま

  エーデルが実施していた施策と制度が合致していた。スタッフから

  の反応よりも外部(行政、メディア等)の反応の方が大きい。

  これらの取組が注目されているということは社会的に、まだまだ

  働きやすさが進んでいないということでもあるかなと感じてます。


Q.男女が共に活躍できる職場づくりのために、どんな取組を進めてい

るの?

A.「WLBの栞」を全員に配布しています。男女という性差にこだわ

  らず全スタッフが活躍できるような視点に立っています。

 

Q.全国的に第1子出産時に退職する傾向がありますが仕事を続けても

  らうためにされている取組はあるの?

A.まずは子供を産み、育てるということをスタッフ全員で支えましょ

  うということ。妊娠がわかったら、まず業務を明確にするんです。

  負担の重い業務は行わないようにとか。でもこのルールは見える化

  していないと駄目。妊娠や育児をしていないスタッフから不満が

  出てしまってはダメなので、妊娠している方も支える側も、双方が

  ルールを共有し、共に理解しながら働いていくということを、法人

  がメッセージとして出しています。


Q.ワークライフバランスについて希望する生活が出来ていると感じ

  ている?

A.感じています。特に職場復帰する際にも全く心配な点はなく、ライ

  フスタイルに応じた働き方を相談できる環境なので助かっていま

  す。もう少し子供が成長すれば家族とも相談して、労働時間を増や

  していきたいですね。

 

Q.行政に対して要望することはありますか?

A.WLB推進の企業セミナーなどは大切だと思います。

 

Q.どうしてスタッフの定着率が良いのでしょう?

A.働きやすい職場環境構築に向け、人材確保対策室というチームを

  作っていることが良い方向に向かっている。


Q.WLBを推進してコストがかかり減収になるのでは?

A.むしろ上がっている。これは働きやすい環境で、無用なストレスが

  減少して、スタッフが目標に向かって一丸となっているからだと

  感じています。

 

Q.国の配置基準を大きく超えた人員配置のコストは如何にして捻出

  している?

A.人材確保対策室の他に経営に関するチームも立ち上げている。経営

  努力することによって、WLBに還元するというノウハウを持って

  ます。日勤帯に常にフリー勤務者を置いておくことで、子供の急な

  熱による欠勤などにも対応しています。


参加者の方からは、「本当に勉強になった」「スタッフの接遇が良くご利用者の笑顔も多い」など大変、嬉しいお言葉も頂きました。実際に使用している「WLBの栞」「THE EDEL WAY」「働きやすさ№1」などをお渡しさせて頂きました。

 

甲賀市としても人権推進の一環として、男女共同参画を推進していくとのこと。私たちも社会的公器として更に働きやすい職場作りに邁進し、ご利用者へのサービス向上に繋げてまいります。

 

有意義な時間を有難うございました!

 

学生の皆さん、ぜひ今回のインタビューを今後の人生に活かしてください。今後の活躍を応援しています!